【1回目】
 「黒」を選択。青・黒デッキを作成した。プロモカードの《忌まわしき首領/Abhorrent Overlord》だけでなく,《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》,《運命の工作員/Agent of the Fates》,《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken》といった爆弾レアが入ったデッキとなった。
 しかし,残念ながら結果は2-3と負け越し。
 2パックゲット。

【2回目】
 「青」を選択。プールは,青は文句なしといえるが,赤と黒がどちらも除去が豊富で,青・赤と青・黒をサイド前・後で使い分ける形を選択。青のレアは,プロモカードの《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken》と《形態の職工/Artisan of Forms》。黒は《エレボスの鞭/Whip of Erebos》があり,赤には《神々の憤怒/Anger of the Gods》があった。
 3回戦で3-0。4パックゲット。

使ったカードの感想
○ 《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken》
 怪物化のタイミングは,怪物化にレスポンスしてバウンスや除去をされても1度は相手の攻撃を止めることができる相手のターンのアタック前がよさそう。少なくともシールドは遅い環境で,8マナは十分圏内。6マナ6/6はマナレシオもよく,怪物化しなくても十分強い。MOのプレリでも青を取りたいなーと思わせる性能。文句なし。

○ 《忌まわしき首領/Abhorrent Overlord》
 クリーチャー1体の生け贄がじわじわ効く。膠着した状態だと相手はアタック等をしてこなくなり,戦線がやせ細る。押しているときは強いが,押されているとあまり使えない。《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken》より強いと思っていたので,黒を選んだが,実際に使った感じでは《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken》の方が強かった。出したハーピーをバウンスとかされると最悪。意外と対処しやすいカード。
 信心は,ドラフトではともかく,シールドでは揃えにくい。ましてやクリーチャーが弱い黒だとつらい。総じて強いんだけどなー,という評価。アタックできないと,こいつのデメリットのせいで負けるまでありうる。

○ 《エレボスの鞭/Whip of Erebos》
 絆魂が強い。墓地のクリーチャーを使う起動型能力は,押しているときの一押しには使えるが,押されているときにはあまり役にたたず。黒はクリーチャーが貧弱なだけに,相棒となる色ででかいサイズのクリーチャーを確保できれば,絆魂でライフレースをひっくり返し,あとは起動型能力をうまく使って逆転につなげることができそう。
 起動型コストがソーサリータイミングでなければもっとよかったのだが。

○ 《神々の憤怒/Anger of the Gods》
 リミテッドでは全体除去をうまく使うのは難しいし,ドラフトでは過大評価されがちだが,シールドなら入れる。タフネス3以下がたくさん並ぶような,白や緑のデッキには効くが,少数のクリーチャーを授与で強化するタイプのデッキには弱い。タフネス4も多いので,自分がうまく構築できれば強そうだが,相性が悪い相手だとさっぱり効かなさそう。追放は,テーロスのリミテッドでは空気気味。

○ 《運命の工作員/Agent of the Fates》
 シールドだと,思ったより英雄的ができない。インスタントやソーサリーで対象に取れるスペルは3~4枚程度しか入れれないし,授与も3体程度か。授与コストはやたら重いので,クリーチャーとして出してしまうこともしばしば。英雄的能力が,思ったより生かせなかった。
 しかもこいつは能力が強すぎるので,なんらかの方法で対処されがち。《マグマの噴流/Magma Jet》でも死ぬのがつらい。タフネス3なら・・・。
 それでも生き延びれば勝つので,十分すぎるほどの爆弾レアではある。3マナだし,パワー3だし,接死もっているし,除去の的になるなら,それでもよしか。

○ 《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
 呪禁と占述3が強すぎる。特に占述3は,膠着している状態で,いらない土地をどんどんライブラリのボトムに落とせるので,こいつがアタックできる状態なら,必然的に有利になる。こいつを強化してもいいし,使っていて最高に楽しいカード。

○ 《災いの印/Scourgemark》
 戦場に出たときに1枚ひけるオーラは,英雄的と組み合わせて使うと,思っている以上に強い。うまく使えなかったが,うまく使われて,そこそこ強いと感じた。ドラフトなんかだとこの辺りの使い方がかぎになりそう。タフネスが大きいクリーチャーが多いので,それにつけて守ってもいいし,突破できるようにしてもいいし・・・。よさげ。

○ 《無効/Annul》
 強すぎ。エンチャントやアーティファクトに強いカードがごろごろあるし,クリーチャーにエンチャントのやつもいる。それを1マナでカウンターできるのは大きすぎる。

○ 《蘇りし者の密集軍/Returned Phalanx》
 青・黒なら強いし,青がなくても壁として十分つかえる。たまに,先行とって,パワー2の大群で押し切ろうとするデッキがあるが,そういうデッキにはやたらと効く。青がメインでなくても,なんとか青マナを出るようにしておいて,最後の一押しに使えるようにしておきたい。

○ 《雨雲のナイアード/Nimbus Naiad》
 飛行は強いけど,パワー2だとすぐ止まる印象がある。授与した方がいいかも。もしくは授与の土台に。

○ 《トリトンの財宝狩り/Triton Fortune Hunter》
 キャントリップオーラや,《液態化/Aqueous Form》の土台として最適。テーロスのテーマにあったカードだけに,ドラフトなんかだと過大評価されてピックされそう。こいつにアドバンテージは失いにくくなるけど,実はあんまり得てもいないのか。過大評価されがちのカードになってしまうかも。

○ 《一口の草毒/Sip of Hemlock》,《鞭の一振り/Lash of the Whip》
 黒のコモン除去。重い。こういうカードは,一枚のカードを強化するデッキに効くが,今回は授与持ちで強化されたカードを除去しても,アドバンテージを得ることができないのがつらい。デッキに複数枚は入れにくい。インスタント除去も,コンバットトリックとあわせれば強いが,そのために5マナ立てておくのもツライ。黒は,この2枚の点数をやや低めにした方がよさそう。

○ 《洞窟のランパード/Cavern Lampad》
 黒の基本アタッカー。黒のクリーチャーは貧弱なのが多いので,あまりブロッカーがいないのがよい。授与できればフィニッシャー級。黒はこいつは及第点な気がする。プレリでは,かなり相手のライフを削り,除去の的になってくれた。

○ 《阻まれた希望/Stymied Hopes》
 +1マナ払わないと打ち消すカード。占述1は完全におまけなので,+1マナが・・・。2マナ立っているときに,これを警戒して動く相手には全く効かないが,警戒しない相手には効く。カウンターが弱い環境だけに,効くときは劇的だが・・・。忘れたころにやられそう。逆に忘れられてそうならメインに1枚はありかも。ドラフトで14手目とかに引けたらためしてもいいかも。

○ 《タッサの褒賞/Thassa’s Bounty》
 膠着したら強い。自分に打って,《蘇りし者の行進/March of the Returned》で回収の動きは強い。《記憶の壁/Mnemonic Wall》との相性も抜群。

○ 《蘇りし者の行進/March of the Returned》
 ドラフトだと安そう。いろいろシナジーがありそうだし,回収しがいのあるクリーチャーが多いので,安く拾えたらデッキにいれておきたい。《タッサの褒賞/Thassa’s Bounty》との相性は抜群。

○ 《魔女の目/Witches’ Eye》
 弱かった。占述は,シールドだと後半のいらない土地のドローを防ぐことが主な役目。序盤にコイツをだしてもあまり使わない。後半なら,重いスペルのおまけの占述の方が役に立つ。こいつを入れるなら,重い占述があるスペルを入れた方がよさそう。出して,装備して,1マナと,占述1をするのに3マナかかるので,あまり軽くもない。膠着した終盤ならいいのか。

○ 《乳白色の一角獣/Opaline Unicorn》
 重いコストのカードが多いので,2色デッキでも1枚いれておけばいいかと思ったが,土地多めの構築をして,占述で後半の土地ドローをライブラリボトムに落とすという計画なら,こいつはいらなさそう。3色以上ならいいかも。パワー1なので,クリーチャーとしてはほとんど使えない。威嚇をチャンプで止めれることくらいか。

○ 《強欲なハーピー/Insatiable Harpy》
 黒の信心を2つ稼げるのと,《骨読み/Read the Bones》や《エレボスの加護/Boon of Erebos》で消費したライフの回復と,黒のクリーチャーとして大活躍するカード。《洞窟のランパード/Cavern Lampad》と同じマナコストなのがつらいところ。黒が濃い目ならこちらが優先か。プレリでは,ライフを吸いまくって大活躍だった。

○ 《エレボスの加護/Boon of Erebos》
 重要カード。1マナで英雄的を実現できて,パワーを上げるコンバットトリックになり,再生までする。これが1マナなおはえらすぎる。ライフ2点の損失は結構いたいので,ライフゲインの方法は考えておきたいが,《強欲なハーピー/Insatiable Harpy》と《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》がいればなんとかなるか。《骨読み/Read the Bones》との使い分けが難しそう。

○ 《記憶の壁/Mnemonic Wall》
 シールドでは,強いソーサリーを使いまわすだけで強い。《タッサの褒賞/Thassa’s Bounty》とか。タフネス4は,後半ではほとんど役にたたないのがつらい。チャンプ要員。《蘇りし者の行進/March of the Returned》で使いまわせればかなり強かったが,遅いか。

○ 《毒蛇座の口づけ/Viper’s Kiss》
 あまり使えなかった。タフネス1は,緑や白に少しいるが,あまりいない印象。怪物化を防げるのはポイント高い。どちらかというとサイドから入れるカードか。

○ 《悪意の幻霊/Baleful Eidolon》
 授与ではほとんど使わなかったが,再生持ちや先制攻撃持ちとかにつけて授与として使った方がよさそう。2マナ接死でも十分に強い。

○ 《つややかな雄鹿/Burnished Hart》
 マナ伸ばし要員であり,マナ圧縮要員。どの色でも使えるし,ドラフトでも人気になるのか。3マナ+3マナはつらいが,これから6マナ~7マナにジャンプアップして《忌まわしき首領/Abhorrent Overlord》やら《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken》を使う動きは強い。フィニッシャーが居るなら生け贄要員として入れたい。
 
○ 《前兆語り/Omenspeaker》
 シールドでは,序盤に重くて協力なカードを見ても下に回したくないし,土地は確保したいしで,序盤の占述はあまり意味がない気が。構築では強そう。もっとも,2マナタフネス3がシールドやドラフトでも強い。2/1を止めれるのがいい。

○ 《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
 爆弾カード。こいつがコモンなのはえぐい。黒はクリーチャーが貧弱だが,《強欲なハーピー/Insatiable Harpy》から,こいつにつなげれば4点ドレインで,6点くらい回復してしまうので,《エレボスの加護/Boon of Erebos》や《骨読み/Read the Bones》も安心して使える。黒なら,絶対1枚は確保したいし,2枚以上あっても全く問題ないかも。第一印象より間違いなく強いが,すぐに強いことがばれてドラフトではやたら人気になりそうな気がする。黒しないならカットしといた方がいいかも。プレリでは,最大7点ドレインした。強すぎ。
 もしかしたら,黒単で,構築くでもワンチャンあるかも。

○ 《トリトンの戦術/Triton Tactics》
 アンタップするのは強いし,アンタップさせないのも強い。1マナで2体対象にとれるのも強い。ドラフトだと,どの辺りで取れるのか。こいつを遅い順目でとれそうなら,やたら強そうだが・・・。

○ 《航海の終わり/Voyage’s End》,《捕海/Griptide》,《海神の復讐/Sea God’s Revenge》
 授与はバウンスしてもはがせないので,オーラの価値が下がるかと思ったら,重い環境で,さらに怪物的なんかするので,バウンスは強い。特に,3体バウンスする《海神の復讐/Sea God’s Revenge》の強さは異常。重いカード3枚をバウンスさせてもいいし,おまけの占述1も6マナの状態でいらない土地や軽いカードをライブラリボトムに送ったりで,大活躍。《海神の復讐/Sea God’s Revenge》は初手級だと思う。

○ 《苛まれし英雄/Tormented Hero》
 1マナパワー2はリミテッドでも強いけど,構築ではもっと使われそう。英雄化はおまけだし,こいつに何か唱えることはあまりないが,授与の土台としてはあり。

○ 《液態化/Aqueous Form》
 単体では弱いので,2枚以上は入れたくないが,ブロックできないは,フィニッシャーについたらゲームエンドだし,アタックしたら占述1も強い。こういう,デッキに1枚だけ入れたいカードをどのタイミングでピックするかがドラフトの鍵になりそう。

○ 《海檻の怪物/Sealock Monster》
 青が強く,使われることが多いので,5マナ5/5として計算できるし,壁としても強いし,怪物化したらフィニッシャー。さすがアンコモン。初手でとってもおかしくない性能だと思う。プレリでは《船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken》とならんで,タコ・イカコンビでフィニッシャーとして大活躍。

○ 《骨読み/Read the Bones》
 ライフルーズが意外とツライ。特に《エレボスの加護/Boon of Erebos》もライフルーズなので,使いすぎに注意。それでも占述2の後の2ドローは,序盤の土地不足も,後半のいらん土地回避にも使えつつ,アドバンテージを取れる。ライフゲイン手段を確保しつつ,集めたい。

○ 《はじけるトリトン/Crackling Triton》
 赤・青デッキで活躍。3マナ確保しておく必要はあるけど,序盤はアタッカー兼ブロッカーで,必要があれば除去と大活躍。印象よりだいぶ強い。

○ 《落岩/Boulderfall》
 シールドなら8マナは余裕で到達する。《つややかな雄鹿/Burnished Hart》があればなおさら。5点ダメージをばらまくのは普通に強い。最後の一押しにもなる。デッキに1枚入れておきたいカード。

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